すあまの備忘録

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Mantraレンダリング周りメモ vol.3 :Meta Dataの活用

過去記事で一瞬だけ触れたexrのMeta Dataの活用

godofsuama.hatenablog.com

Meat Dataとは、exr等の対応している画像に追加の情報を書き込める機能とその情報のこと

実写のプレートであればTC(タイムコード)とかが埋め込まれたりしている。

Mantraでレンダリングする際は、exrに限り利用できるっぽい?

設定方法

mantraノードからEdit Paramter InterfaceからEXR Attributesを追加する。

f:id:godofsuama:20200521203438p:plain

f:id:godofsuama:20200521203521p:plain

String型であれば 'str_attr':'foo'

Int型であれば 'int_attr':1

Float型であれば 'flt_attr':2.3

Vector3であれば 'vec3_attr':(0,1,2)

のような形でレンダリング画像に情報を埋め込むことができる。

最後に追加するアトリビュート全体を{}で囲う。

詳しくはヘルプからEXR Attributesで検索


自分がよくやるのは以下の設定でレンダリングしたいhipのパスを書き込んでおく。

f:id:godofsuama:20200521204331p:plain

グローバル変数系も全部使えるののでかなり便利。

これでレンダリングしたhipを忘れない!!!!!!!2ヶ月とかあいだ開いてると忘れてたりする。

確認方法

Nuke等に読み込んでMetadata欄を確認する

f:id:godofsuama:20200521204210p:plain

ちなみに画像にあるworldToCameraやworldToNDC等のMatrixからNuke内でカメラを再現する方法があるらしい。