すあまの備忘録

誰得内容の自分のための非営利目的備忘録ブログ(筆者がわかっても内緒にしてください)

HoudiniのBackground Imageあれこれ

実写の下絵や参考画像をBackground Imageとして使っている場合に、 本番レンダリング時に間違って表示したままレンダリングしてしまうのを防ぐ方法。

ちなみにMayaはImage PlaneだけどHoudiniではBackground Imageらしい。

もともとMaya文化圏人なのでImage Planeのがしっくりくる。

Background Imageを設定する

CameraのBackground Imageに画像を指定(連番も可) f:id:godofsuama:20200320224715p:plain

Viewがこうなる f:id:godofsuama:20200320225216p:plain

厳冬期の乗鞍剣ヶ峰を目指す登山者(飛騨山脈)の写真(画像)|フリー素材「ぱくたそ」

そのままレンダリングしてしまうとこうなる

f:id:godofsuama:20200320225500p:plain

レンダリング時は非表示に設定する

以下のようにPre-Render ScriptとPost-Render Scriptを設定すると自動でオフになり、レンダリングが終わるとまたオンになる。

f:id:godofsuama:20200320225648p:plain

Pre-Render Script

opparm `chs("camera")` vm_bgenable (0)

Post-Render Script

opparm `chs("camera")` vm_bgenable (1)

自身のノードのカメラパラメーターにあるパスのオブジェクトの、Enable Background Imageをオンオフする処理のScript

桁を揃える(0の数)

$HIP/imagesB/noise.`padzero(5,$F)`.jpg

のように、 padzeroを使用すると0の数を揃えることができる。 Background Imageではあまり使わないかも。

フレームのオフセットとかしたいときに便利。

COP Networkで加工した画像を読み込む

f:id:godofsuama:20200320231821p:plain

COPで色とぶらーを調整したものをそのまま直でBackground Imageに貼る。

COPの設計が古いからかちょっと更新周りの挙動が怪しいことがある。

設定は以下の感じ f:id:godofsuama:20200320232010p:plain

COP Network内を読み込む際には、op:絶対パスである必要がある。

op:`opfullpath("../cop2net1/OUT_imageplane")`

実際にフルパスで直指定してしまうと問題が出るのでopfullpathを使用して相対パス絶対パスに変換するのが運用しやすい。