実写の下絵や参考画像をBackground Imageとして使っている場合に、 本番レンダリング時に間違って表示したままレンダリングしてしまうのを防ぐ方法。
ちなみにMayaはImage PlaneだけどHoudiniではBackground Imageらしい。
もともとMaya文化圏人なのでImage Planeのがしっくりくる。
Background Imageを設定する
CameraのBackground Imageに画像を指定(連番も可)
Viewがこうなる
厳冬期の乗鞍剣ヶ峰を目指す登山者(飛騨山脈)の写真(画像)|フリー素材「ぱくたそ」
そのままレンダリングしてしまうとこうなる
レンダリング時は非表示に設定する
以下のようにPre-Render ScriptとPost-Render Scriptを設定すると自動でオフになり、レンダリングが終わるとまたオンになる。
Pre-Render Script
opparm `chs("camera")` vm_bgenable (0)
Post-Render Script
opparm `chs("camera")` vm_bgenable (1)
自身のノードのカメラパラメーターにあるパスのオブジェクトの、Enable Background Imageをオンオフする処理のScript
桁を揃える(0の数)
$HIP/imagesB/noise.`padzero(5,$F)`.jpg
のように、 padzeroを使用すると0の数を揃えることができる。 Background Imageではあまり使わないかも。
フレームのオフセットとかしたいときに便利。
COP Networkで加工した画像を読み込む
COPで色とぶらーを調整したものをそのまま直でBackground Imageに貼る。
COPの設計が古いからかちょっと更新周りの挙動が怪しいことがある。
設定は以下の感じ
COP Network内を読み込む際には、op:絶対パス
である必要がある。
op:`opfullpath("../cop2net1/OUT_imageplane")`
実際にフルパスで直指定してしまうと問題が出るのでopfullpath
を使用して相対パスを絶対パスに変換するのが運用しやすい。