すあまの備忘録

誰得内容の自分のための非営利目的備忘録ブログ(筆者がわかっても内緒にしてください)

Houdini 20のKarmaでのOCIOを使った際の注意と変更点

H19.5以前よりOCIOを絡めた設定をちゃんとしておかないといけなくなっているのでちょっと面倒。

原則として、Rendering Working Space=Output Spaceになるワークフローとして話を進めます。

H20はRendering Working SpaceとOutput Spaceが別で設定できるように変更されています。

その際のOutput Colorspaceのデフォルト値がFile Rulesの該当形式のカラースペースになっています。(やっかいなことにViewportでのレンダリングではこの変換は反映されず、husk等で書き出した場合にのみ適応されます。)

この条件分岐で該当する項目を読んでください

graph LR;
    A[OCIO Config] -- 使わない -->関係なし;
    A[OCIO Config]-- 使う --> B[File Rules];
    B{File Rules設定の有無}-- 設定されていない --> P1[目次:OCIOだけ設定へ];
    B-- 設定されている --> C{File Rulesの変更};
    C-- できない --> P3[目次:レンダリング設定での対応へ];
    C-- できる --> P2[目次:OCIOとFile Rulesの書き換えへ];
  • OCIOだけ設定
  • OCIOとFile Rulesの書き換え
  • レンダリング設定での対応
  • おまけ
    • Textureのカラースペース
      • MaterialX Image
      • USD UV Texture
      • Karma OCIO Color Transform
    • Configの書き換え
    • OCIOとFile Rulesが一致していないとどうなるか
    • Data系のAOVsはどうなるか
    • Rendering Working Space
  • 情報元
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Water Explosion

この前X(Twitter)に投稿しもののざっくり説明

今までと違い期限を決めずに合間でちまちまやっていた。このくらいのペースで何か作っていくのは良さそう。

GridのRemeshとWhite WaterのVolume化はH20でかなり楽になった印象。

youtu.be

  • まとめ
    • Scene File
  • アセット
  • Ocean Far / Ocean Spectrum
    • ベースメッシュ
    • Ocean Spectrum作成
    • Far Mesh
  • FLIP
    • Emitter
    • FLIP Boundary
    • FLIP Sim
    • FLIP Meshing
  • White Water
    • White Water Preparation
    • White Water Emitter
    • White Water Post-Process
    • White Water Volume化
  • Rendering
    • Houdini Procedural: Ocean
    • Interiorの代用
    • Ocean Near / Far
    • White Water
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Python - Houdiniでの調べ方、スクリプトの配置とか

Houdini側がメインの諸々。後で見直したとき見れば何かしらHoudiniのPythonがわかるようにメモ。

ターゲットは同じようにPythonよくわかんないぜ!って言う人向けです。とりあえずなんかちょっとできるかもだぜ!を一緒に目指しましょう。

用語とか怪しいのでなにかあればお願いします。

  • 最初にメモ
    • Console
  • スクリプトの置き場
    • PYTHONPATH
    • Houdini Package
      • 起動用のShell Script例 (Linux)
      • パッケージファイル例
      • Houdini Config File
      • HOUDINI_PATH以下のフォルダ名の定義
  • Python Scriptが使えるかどうかの確認方法
  • HoudiniのPythonで使えるモジュールとか
    • Python標準ライブラリ
    • USD関連
    • 公式 HOM Help
    • その他モジュール
      • 調べ方
      • 絞り込んでの調べ方
      • モジュール(パッケージ)のファイルの場所を調べる
      • モジュール内の関数を調べる
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Python - VSCode活用メモ

個人的なメモ。

ちなみに全然詳しくないし、いつも気持ちでスクリプト的なPythonを書いては捨てて使っているレベル。

複数人で作業してモジュールをここで作って〜とかの場合はワークスペースとかをちゃんと設定したほうがいい。

このメモは書いて捨てるスクリプトがメインなのでそのへんはスルー!

  • エディタ
    • Extensions
      • 日本語化
      • Python
      • Error Lens
      • indent-rainbow
      • Trailing Spaces
      • Blockman
      • Code Spell Checker
      • usdaの補完
    • コーディング規約系
      • autoDocstring
      • Ruff
      • Black Formatter
    • User Settings
      • テキストで編集する場合
      • Default Langurage
      • Rulers
      • Word Wrap / Word Wrap Column
      • Detect Indentation
      • Render Whitespace
      • Insert Final Newline
      • Trim Final Newlines
    • houモジュールの補完
    • 注意メモ
      • デフォルト作業フォルダ
    • おまけ
      • VEX
  • Houdini側
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Tips - Houdini 20のOCIO周り

Houdini 20からOCIOを一括管理、Configの作成ができるEditorが搭載されました。

それに合わせていくつか変わっていたので分かる範囲でメモ。

ちなみにHoudini20のOCIOバージョンは2.2.1

  • OCIO Editor
    • envでOCIOを定義した場合
    • Revert To Factory
    • Export
  • File Rules
  • iconvert
  • 環境変数
    • HOUDINI_OCIO_FILENAME_COLORSPACE
    • File Rulesにルールが存在しない場合
  • VEX
  • VOP
  • Karma Render Settings
  • 公式Helpページ
  • 前の記事
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Solaris - テクスチャのランダムオフセット

Instanceを使わずにテクスチャをランダムにしたり、個々でオフセットしたりする方法。

もちろんInstance状態にできたほうがいろいろ都合が良いしやりやすいと思う。

他にもあったら知りたいです。

  • まとめ
    • hip
  • 使うマテリアルは共通でこれ
  • Material Variation 1
  • Material Variation 2
  • VEX
    • 番号を4桁等にする
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Solaris - Timeshift LOPの罠と回避

SolarisでTimeshiftする場合の注意とか。

  • 何が危ないのか?
    • SOP Import と Timeshiftノード
    • Reference(Sublayer)と Timeshiftノード
    • 回避方法1
    • 回避方法2
      • Time OffsetとTime Scaleの関係
    • マルチショット時の対処療法的Python
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